わがクラブ、四十雀クラブ東京の活動は、年々活気を帯びてきています。昨年40代チームのリーグ制覇といった嬉しいニュースに、クラブメンバー全体が誇らしい気持ちになりました。また、80代、70代メンバーの試合や練習会の、大変に活発な活動には、いつも尊敬の念を抱きます。そして、50代、60代と家庭や仕事とのバランスを考えながら、週末のサッカー仲間との時間を持つ楽しさも、皆に共有されています。時には時間確保に涙ぐましい努力をともなうこともありますが。
このように年代を超えたサッカー仲間が集まる、わが四十雀クラブ東京を、これからも、サッカーの魅力を追求し、かつ仲間を大切に、生涯大いに楽しむクラブとして続くことを願っています。ぜひ、皆で身体を鍛えて、強く楽しいサッカーをやりましょう。そして、お互いクラブ仲間の活動を応援していきましょう。
また、1952年創設という日本最古のシニアサッカークラブとして、ぜひともシニアサッカー仲間との交流を大切にしていきたいと思っています。年ごとに増えていく各地区のシニアサッカークラブの皆様と、サッカーを通じて輪を広げていきたいと思います。そして、また、日本サッカー界を下支えし、若い世代が世界で活躍することも皆で期待していきます。
現在60年の歴史を超える当クラブでも、21世紀の半ばに100年を超える歴史を作るためには、柔軟に変化し続けることが大切です。決して時代に阿るのではなく、時代とともに変化することで、本質的なものを守ることもできるのではないでしょうか。ぜひとも、楽しいサッカー人生を謳歌することを、素晴らしい仲間で共有して参りたいと思います。
2015/2/22
四十雀クラブ東京 会長 柳谷俊郎
